痩せていればいるほど美しいというのは間違った認識
ダイエットと聞いて思い浮かべる三文字は「痩せる」。
最近では「美容体重」、「モデル体重」、「シンデレラ体重」など、様々なワードが話題に、しかもあたりまえの言葉として飛び交っています。
そして、大半の女性がそうした体重・体型に憧れを抱いているのではないかと思います。
でも、それらの定義はどれも同じで、健康上は「一番よい」とされるBMI22を下回る、18~21を「理想」と位置づけた体重です。
特に「シンデレラ体重」や「モデル体重」は、BMI18.5未満の「やせ」の領域で、かなりの低体重になります。
一歩間違えれば、下げ止まらなくなるという領域に・・・
人によっては、18まで落ちると、様々な健康への悪影響が増えていきます。
表にはそれほど現れなかったとしても、「体力がない」、「疲れやすい」、そんな毎日を送るようになることもあります。
このように、健康を害してまで行うダイエットは果たして女性の‘美活’と言えるのでしょうか?
痩せていればいるほど美しいというのは間違った認識です。
特に大人になると無理なダイエットや痩せすぎは健康にもよくありませんし、見た目も貧相で幸薄に見えてしまうことも…。
サイトでは、目指すなら「美容体重」でとお伝えしていますが、美容体重にプラス1~2でもなんら差支えありませんし、そのほうがとても綺麗だと考えています。
大人ダイエットはゆっくり体重を落とす
短期間ダイエットは避ける
世に中では、1週間で5キロ減とか、1か月で10キロ減とか、まことしやかに言葉が飛び交っていますが、本当のところ、どのように理想体型・体重を作っていけばいいのでしょうか?
大人のダイエットで最も重要なのは、「急激に痩せようとせず、ゆっくり少しずつ体重を落としていく」ことです。
急激なダイエットは皮膚のたるみの原因になりますし、リバウンドもしやすいというのがハッキリしています。
なので、短期間ダイエットは避けなければいけません。
運動せずしてヒップトップは上がらない
また、美しく痩せるダイエットで重要なのは、食事制限だけに頼らず適度な運動も取り入れることです。
食事制限に頼ったダイエットは体重は落とせても、痩せたい部分や整えたいパーツには効かないと思わなければなりません。
お尻の老化は30代から始まるとも言います。
ただ、痩せただけでは運動をまったくしないために地球の重力に負けて「下がったヒップトップ」が上がるわけもありません。
痩せても、ヒップトップが下がったままの、ペタンとして筋肉のないお尻のどこが魅力的でスタイルが綺麗と言えるでしょうか?
脚をしっかり動かす仕事に就いている女性は、毎日運動しているのと同じで、ヒップトップがなかなか下がらないのは、そういう理由もあります。
運動など自分できない場合は、自力で痩せようとするのを止めて、パーソナルトレーナーのいるスポーツジムや、しっかりしたエステティックサロンに通うのも大人のダイエットに効果的です。
大人の‘美活’ダイエットは「痩せた身体」を手に入れるのではなく、「健康的で若々しい身体」を手に入れることです。
体重や数字に執着するのではなく、皮膚や見た目の引き締めに力を入れましょう。
大人の美しさ、女性の本当の魅力は奥深く、数字だけでは表せません。
自分の理想に合った方法で、瞬間的ではなく、ずっと持続させられるようなダイエットを行い、素敵なボディを手に入れる。
本当の健康的な美しさを求める、それが大人の「美活ダイエット」です。