男性と女性では、ぽっちゃりとおデブの基準が全く違う

男性が思うぽっちゃりと、女性が思うぽっちゃりは違う

女の子が大好きだという星野源さんが、エッセイ『蘇える変態』(マガジンハウス)の中で、「ぽっちゃり好き」であることを言ってらっしゃいます。ちなみに、星野源さんは「俺の思うぽっちゃりは、篠崎愛である」とも言ってらっしゃいます。

星野源さんがエッセイの中で、

俺にとってのぽっちゃりとは、『ヤセでもなくデブでもなく微妙にふっくらとした体型』のことをいい、彼女たちにとってのぽっちゃりとは、『太っていても可愛らしい女子』というまったく別のものを指している」(エッセイ本文より)

と、ご自分が思うぽっちゃりとはこうなんだ、女性が思ってるぽっちゃりとはこうなんだというような言葉をおっしゃっています。

おおむね、男性が思う「ぽっちゃり」をうまく表現されていると思います。

ネットにもよく投稿されていますが、一般男性が、ぽっちゃりの女性を芸能人でイメージしたら誰ですか?と尋ねられたら、

1位にくるのが、日本テレビの「水卜麻美」アナウンサーです。

星野源さんがぽっちゃりと思う「篠崎愛さん」も5位以内には入ってるようです。

 

 

とはいっても、言葉で表すのは難しいのですが、男性の場合は、標準体重前後での「見た目」イメージでぽっちゃりと表現するようですが、女性の場合は、肥満であっても、可愛らしさがあったり、好感度な女子であれば、デブとは言わず「ぽっちゃり」、あるいは「可愛い」という表現になるようです。

言いかえれば、上の表でもわかるように、女性が思うぽっちゃりというのは、男性が思うぽっちゃりとは違って、太り度が高いと言えます。

言いかえれば、女性が考えるぽっちゃりは、男性から見るとおデブになると思っていたほうがいいと思います。

おそらく、言葉は同じでも男性と女性では意味が違うのかも知れません。

ただ、体のスタイルではなく、可愛らしさや好感度といった感覚的な基準でぽっちゃりとおデブを区分けする女性に対して、スタイルを基準にして肥満体重の領域をおデブに感じる男性のほうが、客観的な判断ができているのかも知れません。

では、男性がぽっちゃりと思う「見た目」とはどんなものなのでしょうか?

男性が思うぽっちゃりとおデブの境目

太っている、太っていないに限らず、愛嬌や清潔感は大事です。

おデブさんでも、美人でも、清潔感がなかったり、品がなかったりすれば嫌悪感を抱かれ、魅力的な女性と思ってはくれません。

この二つがある場合は、たとえ、おデブでも男性から好印象を持たれ、「ぽっちゃり」に格上げされる時があります。

それとは別に、男性がぽっちゃりとおデブの境目として体型的にイメージするのは、こんなところにあります。

柔らかいけれど、垂れているような脂肪ではないお肉。

お腹のお肉であれば、座ったときにお腹がズボンに乗るか乗らないか。

バストよりお腹がでていれば、完璧におデブになります。

腰回りについて、上から下までのシルエットが寸胴であればおデブです。

スリーサイズの差がしっかりとわかるのは、ふくよかでもぽっちゃりの範疇。

痩せていても、顔がふっくらと丸い感じであれば、男性はぽっちゃりと認識。

反対に、顎の下に肉が付いているとおデブ。

見た目を判断する時、まず一番先に目がいくのは顔です。

顔を見て、全身の体型をイメージされることがよくあります。

服のサイズは身長によっても異なりますが、あなたが平均的な身長であった場合、S、M、Lという服のサイズは、一般的な女性の体型を指標として作ってありますから、SサイズやMサイズなど、多くの女性が着られる洋服が着れないのであれば、自身をおデブと思ったほうがいいでしょう。

「私、太っているから」と言いながら、普通にSやMサイズが着れている人は、太ってなんかいません。

本来、女性の魅力的な部分である鎖骨や肩甲骨が、太って付いたお肉のために、まったく見えない場合は、おデブになります。

 

 

あとは、BMIが高すぎて健康診断にひっかかるとか、太ったために膝や足首に負担がかかり、常に関節が浮腫んで痛いとか、太ったために健康を害していると、男性はぽっちゃりとはみてくれません。

あとは、一般論ですが、身長が高いことを気にする女性が多いと思うのですが、男性の場合、体重も自分のほうが重たいほうがいいと思っています。

日本の男性だけかも知れませんが、自分の方が体重が多いということさえも「男」としての自尊心の一部なのでしょうか?(笑)

男性が女性のどんな体型に魅力を感じるのか、まとめてみました。

男性が好む女性の体型

男性は痩せすぎた女性を敬遠

「デブ専」という言葉はあっても、「ガリ専(ガリガリに痩せている)」などという言葉はありませんし、痩せすぎた女性が好みという男性もまずいません。

細すぎる体型は、裸になった時に、あばら骨が目立ってしまいますし、男性は女性の体の「柔らかさ」に魅力を感じます。
男性にとっては、柔らかさ=優しさでもあるようです。

男性は、「普通体型」がお好きです。

胸が大きければいいわけではない

バストが小さいとお悩みの女性が多いのは確かのようですが、日本人のバストの平均はCカップだそうです。

また、男性が思う理想のバストカップは、C~Dだそうで、必ずしも、胸さえ大きければいいわけではないようです。

男性から女性のスタイルを見た場合、スタイルがいい悪いを判断するポイントは、スリーサイズのバランスだと思って下さい。

 

 

男性は小尻が大好き?

というわけではありません。

男性にとって、女性のヒップは魅力的なパーツのひとつで、スキニーやタイトのスカートを小粋に着こなせる小尻は、スタイルもスッと見えるので憧れる女性は多いと思います。

でも、男性の場合は、小尻に一番の魅力を感じるかといえば、そうでもなくて、大きめのお尻に魅力を感じる人も多いのです。

ヒップはサイズより、「形」が大切です。

デニムをはきこなすにしても、ヒップトップが下がったお尻だと、お尻と脚の境目がわからなくなり、後ろから見ても、ペタンと下がったお尻がデニムをはいているようになり、全然似合いません。

デニムはヒップラインが命ですから「ヒップトップ」が下がっていないお尻に良く似合うのです。

3階、4階くらいであれば、エレベーターを使わずに上り下りする毎日の習慣もいいと思います。

ヒップトップが上がっていると脚も長く見えますよ。

 

 

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ほっそりした華奢な脚が好き?

ではありません。

ほっそりのバンビ脚は、ハイヒールが似合うかも知れませんが、男性から見ると華奢なだけの脚は魅力的ではありません。

男性は、ほど良く引き締まっていながらも、柔らかさを感じる曲線美のある脚がタイプのようです。

そういう意味からすれば、脚にいいエクササイズやウォーキングで、脚を動かす習慣をつけることも大切ですし、一日のお休み前に、潤いのある保湿を兼ね備えたマッサージクリームなどで、リンパを含め脚を労わってあげることも大切です。

まとめ

男性が魅力を感じる体型と、女性がなりたい体型には、ずいぶんと違いがあることもわかっていただけたのではないかと思います。
男性のぽっちゃりとデブの境目を一言でいうと、「スリーサイズの凹凸が、あるかどうか」が重要になります。

凹凸を感じることができれば「ぽっちゃり」、お肉がついたために凹凸がなく「上から下までが真っ直ぐ」であれば、即、おデブの烙印がおされます。

女性がダイエットを考えるとき、つい、体重ばかりを気にしてしまう人が多いのですが、実は体重より体形のほうがもっと大切で、本当に美しくなりたいなら運動も必要です。

体重ばかりではなく、スタイルにも目を向けてみて下さい。

また、男性が女性に魅力を感じるスタイルは、モデルのように危険域まで痩せているような体型ではなくて、女性本来の柔らかさを感じる健康的な体型だということがわかります。

ダイエットは、何もモデル体重や美容体重ばかりに目を向けて、ただ痩せればいいと頑張るものでもありません。

例えば、今、とっても太っている女性が、水ト麻美さんのような、魅力的なぽっちゃりになるというのも、立派なダイエット目標になります。

あなたが、ダイエットでどんな魅力をもった女子なりたいかを考えた上で、ダイエット以外のことでも、トータルで女子力を磨くことが大切なのだと思います。

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