お金をかけた「綺麗」には限界がある

お金をかけて外見を磨くのは簡単だけど・・・

女子の”自分磨き”という言葉に似たような女性特有の表現がたくさんあります。

単に漢字を変えれば女磨き。

その他には、”女子力向上”、”美活”、”愛され女子”、"素敵女子"

本当の意味で、自分磨きをしていらっしゃる女性もいるのでしょうけれど、多くの女性は”人の眼”ばかりを気にした「磨き」にお金と時間を費やしているような気がします。

適齢期で婚約者のいる息子さんを持つ母親のこんなお話があります。

「ネイルサロンに行って爪を磨いたり、エステに行ってボディケアをしてもらったりもいいけれど、それで家事ができないといいながら、息子に家事も手伝ってと甘えているの。

それも、そのことを得意げに言って、ネイルをしてもらったばかりだからと、夕食の後片付けひとつ手伝おうともしない…

あんな娘が息子のお嫁にくるかと思うとゾッとしてしまうわ…」

そう、ひとりの母親が言うと、「うちだって似たようなものよ、息子が彼女を連れてくるから食事をしにいったら、頼んだものを1/3も食べないの、それもサラダの葉っぱだけで…。

調子でも悪いの?と尋ねたら、『ダイエット中なんです』って。

でも、見かけはとっても痩せていて、あれじゃあ鳥と同じみたいなものよ!

あんなにか細くて丈夫な子供なんか生めるわけもない気がして… それで、あとで息子に言ってやったの、”彼女との結婚は、もう少し良く考えたほうがいいって”、そう言うと息子は機嫌を悪くしてたけれど…」

でも、こんな母親同士の会話は珍しくもなく、母親同士も大真面目でしているのです。

お金をかけて見かけを一生懸命に磨く”今どき女子”

確かに今どきのお若い女性は綺麗です。

場合によっては、一般人と芸能人の差がないくらいにレベルがあがっています。

そして、綺麗になった女性達は、自信をつけたぶんだけ自分を主張するようになり、その反対に男性達がひ弱に見えてしまう。

それを「女性は強くなった」というのかどうかはわかりませんが、それが今の現象です。

そういった、トレンドに敏感な女子達の中には、上から下まで隙間なくブランドに身を包み、男性達は、外見を美しく磨き抜いた女性の横で、デレッと鼻の下を長くしているのを見かけます。

そんな女性達に、ワインの美味しい店や、その店で美味しいメニューを尋ねるといくらでも答えることができますが、春にはどんな野菜が旬で、そういうった食材をどう料理したらワインに合うのか、どうすれば美味しくいただけるのかについては、答えることができません。

でも、彼女たちは、答えられないことをマイナスだとは思ってなくて、逆に、ワインの美味しい店や、その店のイチ押しメニューを知っていることに関して自慢に思っているのです。

なので、トレンドファッションや、人気のあるレストランを探したりして出かけることには余念がないのですが、普通の常識的なことは身についていない。

そんな女子が多くいらっしゃいます。

確かに、外見を磨くことは必要だし、それでいて簡単です。

ダイエットや美ボディをつくるためのエステ、スポーツジム。

外見を綺麗にするためのネイル、メイク、そして流行のファッション。

これらの旬の情報は、インターネットですぐ得ることができますし、外見磨きは結果が眼に見えて現れますから、それだけで磨かれたような気持になりやすいのです。

もちろん、外見を磨くことが、自分の自信に繋がるのかも知れませんが、外見の磨きだけで終わってしまうなら、それは単なる「付け焼刃」、あるいは「金メッキ」と同じで、中身のない輝きは、また褪せるのも早いものです。

それは、”人の眼”ばかりを気にした磨きばかりを追いかけているからです。

いくら磨いても満足できないのはなぜ?

ごく最近の傾向ですが、ファッションに関してもブランド志向の女子が少なくなってきたそうです。

お金がないというのも理由の一つでしょうが、「ユニクロ」などでいいと考える女子達も多くなっています。

いい傾向なのかも知れませんが、ブランドより、「自分らしさを表現できるファッション」に変わってきているようです。

ただ、ユニクロの服で個性ある自分らしさを表現するには、上級者のファッションセンスが必要かも知れません。

今でも、お金をかければ外見は綺麗になれます。

でも、そういう時代はすでに終わりました。

周りを見渡してみて下さい。

小綺麗な人ばかりで、あまり差がありません。

普通にしていても小奇麗なのがあたりまえで、その小綺麗を維持することにも、けっこうなエネルギーを必要とします。

なので、今や、綺麗な服を着て、ニコッとしていれば周りからちやほやされるなんてことはなく、それぞれのパーソナリティに合ったやりかたで磨きを求めらる時代です。

ネイル、メイク、流行りのファッションなど、外見に関わるトレンドは常に変化しますから、ずっと、追いかけ続けなければいけないものです。

なので、自分自身の内側を見つめずに、”人の眼”ばかりを気にした外見磨きだけでは、終わりのないものを追いかけて磨き続けることと同じで、いつまでたっても満足感は得られません。

今のトレンドを知っていることだけが、自分の自慢になってしまいます。

本来は、自分自身が楽しんでいれば、もっと内面から輝くハズなのです

内面が輝いていないから、いつまでたっても満足感を得られないのです。

 

 

自然にオーラを放つような魅力的な女性になるための自分磨きとは?

とかく、”自分磨き”というと、異性目線に対する外見的美しさの”磨き”に偏ってしまいがちですが、芸能ゴシップやトレンドの話に関しては強気な発言ができても、社会情勢や趣味などの話題になるとサッパリと口をつぐんでしまうような綺麗な女性は、せっかく外見に磨きをかけても、美しくもなく、魅力的でもありません。

  • 良書を選んで読書をする。
  • 趣味や習い事を楽しみながら、スキルを身に着ける。
  • 目標を持って資格や検定などの勉強をする。
  • 性格を磨く。
    他人への思いやり、「”ありがとう”、”ごめんなさい”」と素直に言える、人の陰口や悪口を言わない、相手の話に耳を傾けられる、素敵な笑顔ができる、同性に好かれるなど…
  • 美しい所作を身に着ける。
  • ライフスタイルを見直す。

小綺麗さを保つための外見磨きは、自信をつけるために必要かも知れませんし、自分磨きをまず外見からスタートするのもいい方法です。

それにプラスして、自分のパーソナリティに見合ったやり方で、内面から個性に磨きをかけて知性を豊かにする。

言いかえれば、「人間的豊かさを身に着ける」ということに他ならないのです。

そういった、「本当の自分磨き」が必要ではないでしょうか?

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