痩せる以外のダイエットの目的

ダイエットの目的は痩せる以外にもある!

「女性がダイエットをしたい、痩せたいと思う理由」の記事で、女性の内面的な心の部分について触れてみましたが、痩せたい以外にもダイエットをする目的があるようで、それがダイエットマインドや、ダイエット方法の選び方にも変化を与えているようです。

ダイエットの目的について、20代~30代の働く女性に回答(複数回答)を得た結果がマイナビウーマンに発表されています。

まず、これまでにダイエットの経験があるかどうかで、現在ダイエットをしているが29.1%、過去にダイエットをしたことがあるが49.6%と、あわせて78.7%の女性がダイエット経験を持っています。

いくつになっても綺麗なスタイルでいたいのは、多くの女性の永遠のテーマなのかも知れません。

 

注目すべき点は、マイナビウーマンの回答の中で、ダイエットの目的が痩せること以外にあると答えた人が多くいることです。

もちろん、一番の目的は痩せることにあるのでしょうが、「痩せる」ことプラスで、ダイエットに他の何かを求めているということでした。

 

出典:マイナビウーマン

 

グラフでもわかるように、「体力向上のため(53.1%)」が最も多く、次いで「体の不調の回復のため(40.4%)」、「ストレス解消のため(38.0%)」というダイエット目的があり、女性たちはダイエットに「痩せる」ことのみならず、プラスアルファの効果を求めていることがうかがえます。

もちろん、太っていることで、体力がなくなり、体力がないから疲れやすくもなり、体の不調を抱えることもありますから、痩せることで健康な体を取り戻したいという気持ちがダイエットに結びついているのではないでしょうか?

以前、ダイエットを始めた女性の中に、幼稚園の子供を持つかたがいらっしゃいました。

ダイエットの目的は、「子供と一緒に走る競技にでること」でした。

その女性は、元気盛んなお子さんと一緒に走ることができないくらいの、しかりした肥満体型で、もし競技に一緒にでても、自分が太っているせいで満足に走れないために子供が可哀想だという思いがずっとあったそうです。

まさに、「(子供と一緒に走るための)体力向上」がダイエット目的でした。

体を軽くして、体力を向上させ、動ける自分になるためには、ダイエットで痩せなければいけない・・・・という思いだったのです。

 

 

ダイエット方法の選択にも変化が・・・

ダイエット方法を選ぶ際に大事だと思うことは何か? という質問に関して少し驚いたのは、(ダイエット方法が)楽なことより、「楽しめること」という回答が上位にきていることです。


出典:マイナビウーマン

 

以前は、ほとんどの方が「食べるだけダイエット」や「簡単ダイエット」に代表されるような、ラクなダイエット方法を探し求めてばかりでしたが、実際にラクなダイエット方法では痩せることができないと経験でわかってきた方も多く、ダイエット方法の選び方にも変化がでてきたようです。

アンケート結果でも、「ラクなこと」を選ぶ女性は20.8%と少数となっています。

 

「ラクなこと」を選ぶよりは、「楽しみながら続けられて、その結果痩せることができる」というダイエット方法を多くの女性は望んでいるようです。

その思いの裏側には、楽しむことのできるダイエットで続けることができるモチベーションを維持したい、あるいは、ダイエットを通して生まれる出会いなどのコミュニケーションを期待するといった心理がありそうです。

「ダイエット=我慢」の時代ではなくなってきたのかも知れません。

ダイエットで理想とする体型にも変化が・・・

出典:マイナビウーマン

一昔前なら、ダイエットしてなりたい体型は?と尋ねられたら、「モデルのような細い脚になりたい」、「モデルのような細い体型になりたい」などといった、「モデルのような○○になりたい」という言葉を聞くことが多くありました。

でも、今は、近年の健康志向の高まりもあって、ダイエットでなりたい体型が「華奢なモデル体型」から「ほどよく筋肉がついた健康体型」に変わってきています。

健康体型になるためには、単に痩せるためのダイエットだけではダメで、どうしても「ワークアウト」が必要になります。

痩せるためだけのダイエットでは、どうしても筋肉が落ちてしまいがちになるからです。

でも、今のコロナ禍ではジムなどに通うことも難しく、「自宅でできる簡単なフィットネス」が唯一選択できる良い方法ではないでしょうか?

 

 

ほどよく筋肉がついた健康体型になるために、お家で簡単にできるワークアウト

お家で簡単にできる3つのワークアウト

プランク

プランクは腹回りを引き締める、疲れにくいなどの効果が期待できます。一見、シンプルで地味に見えるプランクですが、実はこのエクササイズが、体幹トレーニングの基本中のキホンになります。プランクは腹筋を鍛える筋トレのイメージが強いのですが、背筋の筋肉をはじめとして、全身の筋肉を鍛えることができるので、お家エクササイズでは、まず最初に絶対に取り入れたいトレーニングと言えます。

 

 

スクワット

スクワットは、お尻、太もも、ふくらはぎなどの下半身を中心に鍛えることができる王道のトレーニングです。スクワットを継続することにより、「基礎代謝が上がる」、「見栄えが良くなる」、「血流が良くなる」という3つのメリットがあります。

 

 

クランチ

クランチは、体の中でも比較的大きな筋肉である腹直筋を鍛えることができます。クランチを継続することで、基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすくなる効果が期待でき、更には内臓を支える力も強くなるため、お腹の引き締めやぽっこりお腹を解消するなど、見た目を良くするための効果があります。

 

 

お家で簡単のできる女性に人気のワークアウトグッズ7選

筋トレを行うことによって、運動をしなくても消費されるエネルギーが増え、太りにくく痩せやすい体質作りにつながりますが、自分のワークアウトスタイルに適したグッズを使うことで、短期間で大きな効果を得ることができ、継続にもつながります。

 

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