ダイエットを失敗しないための4つのコツ

楽して、すぐ痩せたい

ダイエットが失敗に終わるケースは、大きくわけて2通りあります。

  • 続かない
  • リバウンドした

この2つの原因はさまざまだと思いますが、どんなかたでも、このどちらかに当てはまります。

ダイエットをするときのマインドのお話になりますが、人間は楽することを選ぶ生き物です。

また、ひとつのことを続けるのを避けたがる生き物です。

だから、ダイエットしたい人は、長い期間続ける必要がなく、すぐに痩せられる方法、できれば簡単で楽な方法をあちこち探してさまよいます。

それで、「1週間で痩せられる簡単ダイエット」、「1週間でマイナス5kg」なんていうキャッチコピーを見ると、食いついてしまいます。

1週間で5キロ痩せることはできる?

できます。

1日に必要なカロリーの半分も摂らず、水だけ飲んで、絶食にちかいプチ絶食をしながら、運動を合わせればできます。

ダイエットと言うより、ボクサーの減量かも知れません。

宿便だけでも数キロある場合もありますから、それがなくなれば5キロくらいは落とせます。

でも、一般の方がこんなことをした場合、体に支障をきたし、支障をきたさないまでも、数日後は体に力も入らない状態です。

無理なダイエットを頻繁に長く続けると、女性であれば生理が止まるなどといったホルモンバランスの支障さえきたしてしまいます。

また、拒食、過食の摂食障害をひき起こしたりして、生命の危険を伴う場合だって・・・。

摂食障害のかたは、日本全国で約2.6万人いらっしゃいます。

きっかけは「ダイエット」、というかたが多いといいます。

私は摂食障害になんかならない、そういいながら気軽にダイエット始めたかたでも、知らず知らずのうちに陥ってしまうことがあります。

ダイエットは承認要求を満たすため?

ダイエットを始めて痩せたことがわかるくらいになると、周りから「痩せたね」と言われることが多いと思います。

今まで自分に自信がもてなかった人が、ダイエットをすることで

痩せた → 褒められた → 認められた

多くの女性にとって、「痩せてるね」は、褒め言葉です。

その言葉をかけられることで、自分が認められていると思うことができます。

いわゆる、承認欲求が満たされるのです。

でも、よく考えてみると、そういう人は痩せた体が欲しいわけではなく、「人に認められたい」という承認欲求を叶える手段がダイエットだったわけで、「自信が持てる自分」を叶えるためにダイエットしたというのが本当のところではないかと思います。

ダイエットをしようとする人、している人は、「何のためにカラダを変えようとしているのか?」、「カラダを変えたら、あなたの何が満たされるのか?」を、もう一度、自分に問いかけてみて下さい。

 

 

太っていると、あまりいいことはない

スタイルのことではありません。

健康に関してです。

やむを得ない病気を除いて、健康なかたが太っていると、結果としていいことはありません。

歳を重ねると、膝が痛くなる、腰も悪くなる、太り過ぎて心臓に負担がかかる、肝機能などの内臓機能に支障をきたす、血圧も高くなりやすい、代謝がわるく体のムクミがとれずに、ダルさや疲れが抜けない。

太っていることで懸念されることをあげればきりがありません。

ダイエットの目的は「健康で病気になりにくい体になるため」というのが本質です。

ダイエットで健康で病気になりにくい体になれば、その結果としてスタイルも良くなり、肌も綺麗になる。

そして、どんな服でも楽しめる自分が叶えられるということなのではないでしょうか?

ダイエットを失敗しないために

短期間でのダイエットをしない

短期間ですると、それだけ我慢を強いられますますから、ストレスも多く続かない、あるいは続いてもその反動が大きい。

また、短期間のダイエットでは体質や味覚を含めた食嗜好は変わりませんから、ダイエットを止めた時点で多くのかたは元に戻ってしまいます。

なので、このサイトでも、「最短でも3ヶ月」というダイエット期間を推奨しています。

時間をかけて変えていく

あなたの味覚感覚や、食べ物の嗜好は一朝一夕に出来上がったものではありません。

あなたにとって、辛さや甘さがちょうどいいと思える味感覚は長年の食事の中で培われたもので、食べ物の嗜好も今の日常の食生活の中で持っているものです。

それらを変えない限りは、ダイエットを止めた時点で必ず元に戻ってしまいます。

そのためには、ゆっくりでいいので、ダイエットで取り組んでいることを、一つずつ習慣化していくことが成功の鍵になります。

習慣化というのは、例えば、今のあなたが薄いと思える味が、ちょうどいいと思えるようになることです。

習慣化して薄味が自分のあたりまえの味になれば、昔、自分が好きだった濃い味を試した時に、「こんな濃い味、辛くて食べれない!美味しくない」と、自然に思ってしまうことです。

「習慣」というものは不思議なもので、良くも悪くも、習慣化できているか、いないかで、リバウンドするかしないかのダイエット後も決まってきます。

1週間に一度は好きなものを自由に食べる

ダイエットは、あまりにストイックにしないことです。

もちろん、ユルユルでは成功しませんが、1週間に一度くらいは自分を許してやって、好きなものを自由に食べることも必要です。

そうすることで、ストレスを和らげることができますし、ダイエットにメリハリもでてきます。

また、好きなものを自由に食べることで、自分の味覚が変わったかどうかのセルフチェックもできます。

 

 

周囲に宣言する

ダイエットをすることを、お友達や家族に宣言して下さい。

あなたがおかれている環境によっては、周りの協力が必要なこともあります。

お友達でも最初はからかったりするかも知れませんが、本気度がわかると、次第に協力してくれたりするようにもなります。

自分にとっても、「一旦、宣言した以上はやり抜かないと」といった気持ちが芽生えますし、自分がダイエットを始めたことを、他人と共有することで、独りでするストレスも和らぎます。

ひょっとして、友達と一緒にダイエットなんてことになるかも知れません。

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