ダイエット上手になるために自分に必要なカロリーを知る
必要なカロリーは、それぞれのライフスタイルや仕事によって違ってきます。
少なくて済む人と、多く必要とする人では1000kcal以上も違ってきます。
ダイエットで、絶えずカロリーを気にしている人をよくみかけますが、病的に気にする必要はありません。
自分が1日でどれくらいのカロリーを摂取しておけばいいのかざっくりと知っておくくらいでいいのです。
何事も計算どおりにはいきませんし、カロリーばっかりを気にしても、綺麗に痩せることなどできません。
カロリー至上のダイエットオタクにならないようにしましょう。
ダイエット上手になるために自分の理想体重を知ろう
BMIとは
BMIとは、Body Mass Index(ボディマス指数)の略で、身長と体重の関係から肥満度を簡単にわかるようにした値です。
BMIの計算式は世界標準ですが、そこから求めた値に対する判定は、日本独自の基準があります。
アメリカやイギリスなど欧米ではBMI25以上は「肥満」と呼ばず、「過体重」と言い、BMI30以上から「肥満」に分類します。
日本の場合は、BMI25からすぐに「肥満」とされ、日本肥満学会では、BMI22を日本人の標準的なBMIとしています。
体重には、標準体重、美容体重、モデル体重とあります。
数値の求め方は、とてもカンタンですから、ご自分の身長で計算してみて下さい。
- 標準体重
標準体重= 身長(m) × 身長(m) × 22(BMI) - 美容体重
美容体重= 身長(m) × 身長(m) × 20(BMI) - モデル体重
モデル体重= 身長(m) × 身長(m) × 18(BMI)
BMI値による身長別の参考体重
ダイエットをするなら美容体重を目指す
モデル体重は、美容体重よりさらに細いプロポーションを求める場合の基準ですが、モデルや女優を職業としてしている女性の体重ですから、プロがお金と時間、手間ひまをかけて、やっと作り上げることができる不健康ギリギリ手前の体重になります。
したがって一般人が目指すべき体重ではありませんし、目指しても難易度が相当高く現実的ではありません。
一般人が下手に挑んで体を壊す場合だってありますから、「ここまで下げてはいけない」という、参考数値としてとらえましょう。
一般の女子が目標とするなら、美容体重です。
ガリガリで不健康過ぎず、ふくよか過ぎず、少しだけ細め、でも女性の柔らかさを感じる丸みもある可愛らしいスタイル。
それが、美容体重です。