ダイエットしたい、痩せたいと思うことの本質
女性がダイエットしたい、痩せたいって思う理由って、なんなんでしょうか?
ある女性で、男性にモテたいとか、人に見られたいから綺麗になりたいわけじゃない。
綺麗になりたいのは自分のためだからという人がいました。
でも、その言葉を、なるほどとは思いませんでした。
もし、一生、無人島に独りぼっちで生きて過ごすなら、ダイエットなどする必要などありません。
鏡もない無人島にひとりでいて、綺麗になったあなたを誰が見て、「綺麗だね」って言ってくれるのでしょうか?
ダイエットどころか、太った体でも、毎日、裸のままで生活してもいいわけですし、メイクだってする必要もありません。
環境が異なれば、綺麗であること、痩せていることに、なんの価値もないわけです。
極端なことを言えば、無人島に「美活」も「ダイエット」も必要とされないのです。
ダイエットがしたい、ダイエットで痩せて綺麗になりたいと思うのは、綺麗になったあなたを見る誰かがいるからです。
人は人と関わりあう環境の中で生きている限り、「承認欲求」を持ち続けます。
女性であれば、自分は「女」だという承認欲求なのではないかと思います。
気になる彼や同性からも、もっとモテたい!
羨望の眼差しで見られたい!
褒めて欲しい!
素敵な女性だと目を向けられたい!
「すごいじゃない!」と、認められたい。
言い方は色々ありますが、ひとことでいえば、同性、異性関係なく人に認められたいという気持ちです。
人は認められることによって、満足感を得て、それが自信に繋がっていくのです。
そんな想いが誰の心の中にもあるはずです。
あって当然だし、ないほうがおかしいのかも知れません。
「ダイエット」という言葉で、雑誌やSNSの特集があれば、アクセスは増え、雑誌の販売部数も格段に多くなる。
ダイエットとは、そういう人気のコンテンツです。
女性がなぜダイエットするのか?
なぜ、痩せたいと思うのか?
ダイエットに成功した女性や、ファッションモデルさんからのお話をもとに、「綺麗になりたい女子心」に少しだけ触れてみたいと思います。
ダイエットしたい、痩せたいと思うのは、自分が「女」であることの証
これは、あるモデル仲間でのお話ですが、
「時間をかけて上手に痩せることができれば、周りからも驚きの眼差しで見られるし、褒められたりもする。」
「その時の気持ちが自分の中にインプットされて、自然と太らない食生活を身につけるようになるし、その成功体験が自分を支え続けてくれるので、ベストな自分を維持していこうという気持ちが無意識のうちに生まれてくる」・・・と。
ただ、モデルさん自身に関して言えば、綺麗な体型を維持しなければ仕事にならないし、なによりも「私はモデルだから」という職業意識が自分を美しく保ち続けさせてくれています。
どんなお仕事をしている人にも、自分のお仕事に対するプライドがあります。
モデルにも、モデルとしてのプライドがあるのです。
一度でもスポットライトを浴びた女性は、一線から遠ざかって年齢を重ねたとしても、綺麗を保とうとしますが、そうでない一般的な女性の多くは、年齢を重ねるとともに、綺麗を諦めてしまうかたが多くなります。
生きていくために、痩せて綺麗であることは必要ありませんし、太っていても死ぬわけでもありません。
そう考えれば、太っていてもいいじゃないということになるのですが、女性の綺麗になりたいという気持ちは、自分が「女」である証なのだと思います。
ちょうど、男性が、ほどよく割れた腹筋の細マッチョになれるなら、なりたいという願望と同じなのかも知れません。
逞しさがなければいけないというのは、「男」であることの証なのかも知れません。
男性はモデルのように痩せた「女性」が好きなの?
友人の男性に「太った女性は大嫌い」と言う人がいます。
太った女性が好きな男性は、一般的な割合としても少ないのですが、「どうして、太った女性が嫌いなのか」と尋ねてみると、「自己管理ができなさそうで、それがズボラな女性という印象で、品もなさそうに思えるから」と。
今、太って悩んでいるかたには失礼かも知れませんが、男性は自分のことはさておいて、そんなふうに考えてしまうかたも多くいるようです。
でも、痩せていればいいのかというとそうでもなく、「痩せすぎでガリガリはイヤ、胸やお尻、太ももに適度なお肉がついて柔らかさのある感じの体型がいい」と言います。
やっぱり、体重だけではないんだなと思い、「綺麗」、「スタイルがいい」というのは痩せていればいいというものではなく、トータル的な「見た目印象」がとても左右してしまうことを痛感します。
男性の勝手ないい分と言えば、それまでなのですが、そういった本音が垣間見えます。
見た目印象がどれだけインパクトを持つかということを幾度か経験したことがあります。
ある男性の話ですが、ファッションモデルさんの前にたつと、自分との違いに圧倒されるのです。
理屈ではなく、息を飲むような、圧倒的な美しさにです・・・
女優さんもそうですが、「人に見られることが仕事」の人達は、実際に会うと圧倒的なオーラを感じます。
トップモデルさんになると、職業として当然のことなのですが、スタイルが良くてキレイで、メイクにも非の打ちどころがなく、磨き抜かれたオーラに圧倒させられるのです。
それは、仕事で積み重ねた経験を含めて築き上げられたトータルのオーラだと思います。
でも、全ての男性がモデルさんのような女性を好きかと言えば、男性の多くは違います。
本能的に男性が求めるのは、少し肉感的で柔らかさのある女性・・・
体重で言えば、美容体重、もしくは、美容体重に近い標準体重がお好みのようです。
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ダイエットしたい、痩せたいと思う本当の理由
私が知っている女性たちの中に、幾人もダイエットに成功したかたがいます。
1年で5キロ減以上は当たり前、中には半年で7キロ減、3ヵ月で5キロ減など、ダイエットの先生ができるようなダイエット上手の女性達が多くいます。
いつも、彼女たちに共通して思うのは、表情が自信に満ち溢れ、立ち振る舞いを含めて美しい大人の女性であることです。
そんな女性達に、どうしてここまで痩せたいの?・・・と尋ねてみました。
ある30代後半の女性は「街のショーウィンドウに映った自分の姿がやぼったくって、見たくないと思った」と。
年齢とともに代謝は下がり、筋力も落ちていくにしたがって、重力に負けた体のラインが崩れていくのは、誰しもあらがえない事実。
フェイスラインから首、デコルテのお肉がなくなると寂しい印象になる反面、ウエストやヒップ、そして太ももは太くなり、ムクミが増えれば、関節の境目さえ分からなくなる。
お洒落すればなんとかイケると思っているのは自分だけで、周りからみれば、すっかり「オバチャン」体型。
だけど、そういう自分を絶対に認めたくない。
いや、認めているのかも知れないけれど、避けている、触れないようにしている。
歳を重ねるということは、見た目もさることながら、体の健康状態を含めて深刻な問題なのです。
おひとりのかたに、本質的なことを聞くことができました。
ダイエットをして痩せようと思った本当の理由は、「自信を取り戻したいから」だったと・・・
見た目というより、心の問題かなと思いました。
「自分に自信を持ちたい」という気持ち、わかるような気がします。
たとえば、インパクトのあるミュージックとともに、芸能人を体験者にしたBEFORE−AFTERの姿を映すスポーツクラブのCMがありますが、「痩せるのに30万のお金かけても……」、「あれはCMだから、ホントはもっと厳しい何かをしているんじゃないの? でないと、あんな風にはならないよ・・・」と、心の片隅で思ってはいないでしょうか?
でも、その体験者が身近な友達だったらどうでしょう?
きっと、色々知りたくて、根掘り葉掘りと聞くでしょうし、ホントのことだとわかれば、「あの人ができたんだから、私にだってできるハズ!」、「私も同じようになれそう!」と、やる気スイッチ全開でクラブへの入会も考えたりするのではないでしょうか?
私は、やる気スイッチ全開の状態を、「ダイエットの神様が降りてきた」と表現しています。
ダイエットを成功させるには、こういう感情がとっても大切です。
その感情をきっかけに、本気でダイエットを始めて、2~3kg減になるような目に見える効果を得たりすると、更にモチベーションがアップし、「ダイエットの神様が住み着いた」状態になります。
ハマるとダイエットが苦ではなくなる!
半年で7kg痩せた女性が、こんなことを言っていました。
やり始めたからには、決めた期間と目標に向かって、とことんする。
リバウンドしないようにするために、避けて通れないのが食生活の見直し。
ちょっとずつ変えていくなんてまどろっこしいことは、私にはできないから、やろうと思った日からバッサリ変える。
空腹で、ダイエットを諦めて食べたいと思った時は、いつも体重計に乗って、気持ちを支えた。
体重計がお友達だったそうです。
「やろうと思った日からバッサリ変える」、この切り替えってダイエットには一番大切なことです。
「夜8時以降は全く食べない」、「3ヵ月間は禁酒が原則、どうしても飲みたい時は、太りにくい焼酎を水割りで1杯だけ」、「外食は一切しない。ランチはダイエット用の手作り弁当を持参」
もちろん、ダイエットを失敗しないためにも、極端な制限をせずに、ゆっくりと、楽しんでダイエットする方法も選べるのですが、彼女の場合は、強制的に自分を追い込むダイエット方法を選択しました。
彼女の場合、切り替えはいいのだけれど、やってる内容は極端過ぎて、一般的に続かないことが多く、失敗しやすいダイエットのやり方です。
ただ、内容はどれも、ダイエットに関心のあるかたであれば、そうだろうなと思うことばかりですが、これを実行に移すとなれば、最初は相当にキツいと思います。
ひとことで「食事改善」と言っても、さっきまで、食べたいものを食べたいだけ食べていた食習慣をある瞬間からバッサリ変えるのですから、続けるには相当な意志の強さが必要です。
でも、それを乗り越えて、ちゃんと結果を出したので、相当な覚悟で挑まれたのだと思いました。
ただ、彼女が言っていたのは、その当時の激太りは食べたいだけ食べたツケがまわってきたのだと思ったし、ダイエットのキツさも、途中からは自分を虐める楽しさに変わっていったということでした(笑)
彼女はダイエットしながら、成功した自分の姿をずっとイメージし続けたそうです。
しかし、ダイエットに成功した彼女たちの、見事な変身っぷりには、ただ、ただ驚くばかりです。
昨年、パーティがあった時、近くのテーブルに座ったAさんも、見違えるほどキレイ。
ノースリーブのレースドレスから伸びた二の腕は、とても美しく、彼女のテーブル席には、ダイエットする前の姿を知っているお友達が集まり、当然のことながら痩せたい女性の「ダイエット相談」で華やいでいました。
こういうのを見てしまうと……
本気でやって結果をだした女性は、美しくなりたいという覚悟も違うし、美しくなることで、こうまで変われるものなのかと感心しました。
結局、ダイエットも本気じゃなきゃできないってことなのです。
私が現役のモデル時代に厳しいスタイル管理をしたからこそ言えるのですが、楽して痩せようなんて人に、ダイエットの神様は振り向いてなどくれませんし、どんなダイエット方法でも、食生活を改善しない限り、ダイエットは成功しません。
ただ言えることは、先ほどお話した彼女みたいに、覚悟を持ってダイエットにハマれば、一年後にモテ組になるのは、あなたかも知れません。
そういう女性は、ワンランク上のいい出会いにも巡り合う、そんな予感がします。