一日の食事回数はダイエットの効果に関係ない
先に結論を言えば、一日の食事回数は必ずしも3回じゃなくていいのです。
2食の人は、たぶん、朝食を抜いている方が多いのだと思いますが、日によって回数が違ってもかまいません。
ネットで「ダイエット 食事 回数」などのキーワードで検索すると、山ほどのメソッドがでてきます。
「ちゃんと3回食べることがダイエットにはいい」とか、「実は2回でもいい」とか、「少量で回数が多いほうがいいとか」、何がホントかわかりません。
きっと、どの方法にも、それぞれのメソッドがあり、正解なんだと思います。
もちろん、このサイトでも記事を読んでいただければわかりますが、一日の食事回数が3回を前提にしてお話をしています。
ただ、それは、一日の食事回数を3回とることがダイエットにいいからではありません。
一般的に朝、昼、夕と食事を3回をとる人が多いだろうという前提でお話をするためです。
多くの方が一日の食事回数を3回と考えているなら、それに合わせてお話するほうが、理解しやすいと思うからです。
食事回数が3回じゃない人はどうすればいいか?
それで、よく人にダイエットを教えることできますね?!
と言われるかもしれませんが、「自分の好きにして下さい」
一日2食だろうが、5食だろうがかまいません。
自分の環境にあわせて、自分が回数を決めればいいと思いますし、決めたからといって守る必要もありませんし、守れない時もありますから、日によって回数が変わるのは当然です。
ダイエットをしたい人で、その方法を探しているひとは、「このとおりにやったらいい」、「これなら私にもできそうだ」という方法を探しています。
基本、「受け身」です。
ダイエット方法を「決めて欲しい」という受け身ですから、食事回数を2回でも5回でもいいよと言われると、本人は困ってしまうし、逆に「この方法でほんとに痩せれるの?」と疑いを持ってしまいます。
なので、ほんとは、「ダイエットの効果を最大限にするには、一日3回の食事がいい」と言って欲しいのかも知れません。
そう言ってあげると、その時は「わかりました、頑張ってみます」と返事があります。
だけど、そういったからといって、きっと3回にはできないのです。
そういうかたは、結局、「言われたとおり、一日3回食べようとは思うのですが、なかなかできなくて、どうしたらいいですか?」と質問がきます。
こういう質問は、実際にいくつもありました。
例えば、食事は夜21時以降までに済ませることがダイエットにはいいですよといっても、実際にはお仕事の関係で帰宅も遅く、日付が変わるくらいの時間帯でしか食事ができないというかたもいらっしゃいます。
そういうかた達からは、「食事がどうしても夜遅くにしかできないのですが、どうしたらいいでしょうか?」と、やっぱり相談がきます。
ダイエットは自分の環境に合う方法で
一日の食事回数は自分の環境に合わせた回数でいいのです。
それぞれの人には、生活サイクルもあり、一律に同じ方法をしなさいといっても、できないことはできません。
そもそも、生活サイクルに影響を及ぼして、無理をしなければならないようなダイエット方法は、したくてもできないからです。
そう考えると、ネットを見ていて理屈はわかるけれど、で、誰がこのとおりできるの?
って、疑いたくなるようなダイエット方法も多くあります。
そういった方法の場合は、その通りできなくても、自分の環境に合わせてできることをすればいいし、自分なりにやり方を変えてもいい。それで効果がなければ、自分にあった方法ではないと思えばいいのです。
できることだけ、頑張るくらいでいいのです。
一つ身につければ、二つ目、三つ目を身につけるのは早くなりますし、苦でもなくなります。
そういう積み重ねを継続することで、痩せる階段を自然に上っていくことができます。
ダイエットでも食事回数は少々大雑把でいい
サイトには、情報としていろいろな投稿を載せてはいますが、あくまで知識の提供も兼ねていますから、そのとおりにやらないとダイエットはできないですよという意味ではありません。
基本さえできていれば「あなた流」でいいのです。
どうしてもして欲しいことは、生活環境が違っても、取り組み易いことだけを必須にしています。
お話を元に戻しますが、食事回数で言えば、何回でも結構です。
大切なのは、あなたの食事回数が一日何回であっても、
- トータルでちゃんと必要な栄養素がバランスよく摂取できているか?
- 薄味と感じるレベルでの適塩はできているか?
- 適正なカロリーになっているか?
それができているなら、あとの細かいことは良くて、食事回数も気にすることはありません。
そして、適正なカロリーや適塩という部分に関しても、カロリーがいくらだとか、塩分が何gだとか、細かな数字を計算して考える必要もありません。
まずは、感覚的に判断するレベルで大丈夫なのです。
で、ときには頑張っているご褒美に、好きなものを食べる日があっていい。
実は、そういうやり方をお伝えしているつもりです。