一品物の食事ばかりは、おデブへの危険信号

一品ものがダイエットに良くない理由

一品ものとは、具体的に言うと、ラーメン、うどん・そば、カレー、パスタ、どんぶりもの、お好み焼き等のように、それひとつで食事が済んでしまうような食べ物です。

一品ものって、確かに美味しいものがおおいですよね?

忙しい時には、早く食事も済ませることができますし、外で働く時間のない人には強い味方です。

だけど、一品ものは、それひとつだけで満足できるように、炭水化物中心の食べ物になっています。

いわゆる、一品ものの食事は、血糖値が上がりやすい食べ物なので、満腹感はすぐに得られても、またすぐにお腹が空いてしまう食べ物です。

麺類でも、例え具材がたくさんのっていようとも、そのほとんどが炭水化物ですし、スープまで飲み干せば、大量の塩分を摂取することになります。

同じように、パンもパンひとつで食事を済ませるということはないでしょうから、2~3個のパンを買って、そのうちひとつくらいはダイエットを気にして野菜が挟んであるようなものを選ぶかも知れませんが、そういったパンに挟んである野菜の量は、気休めにしかならず、炭水化物のみに近い食事となります。

炭水化物中心=糖類中心の食生活なのです。

これでは、痩せるどころが、太ること確実ですね。

 

 

ダイエットは栄養バランス

一品ものを食事をたびたびする人の体は、代謝機能がうまく働いてくれません。

野菜や海藻類、あるいはキノコ類から、ビタミン・ミネラル・食物繊維を。

そして肉や魚、卵、大豆製品などからタンパク質を。

そしてエネルギー源としての炭水化物を。

こうした、バランスの良い食事でなければ、カラダの代謝機能がうまく作用せず、カラダのすみずみに栄養素をきちんと運んでくれなくなります。

こうした、一品もので、かつ糖質中心の食事は

  • 血糖値の急上昇で、インスリンがたくさん分泌され、脂肪をため込む。
  • お腹がすぐに空いてしまうため、食欲コントロールが難しくなる。
  • 正常なカラダの代謝機能が働かないために、栄養素も補えない。
  • 噛むことが少ない食事のため、早食いになってしまう

きっと、自らが太るための、こんな食生活をなさっている方が多いと思います。

一品ものの食べ方

一品ものの食べ方といっても、それ自体の量や、質がかわらなければ、なかなか工夫のしようがありません。

うどんを食べながら野菜をたくさん摂っている人なんて、みかけたこともありませんから。

そもそも、野菜を食べたいと思っているひとが、うどんやラーメンの選択はしません。

麺類やどんぶりものを食べてはいけないと言いませんが、せめてダイエット期間中は、工夫することが難しい外食での一品ものは、避けてとおるほうが無難です。

どうしても食べたいときは、食べる量や、炭水化物以外のものを食べ合わせるなどの工夫が必要と思います。

私の場合、ラーメンを食べたときは、お店のご主人に叱られそうですが、スープは全て残していました。

また、吉野家では、ご飯やお肉の量を減らしてもらうようお願いしたりもしていました。

いずれにしても、外食での一品ものは、自分でのコントロールがとても難しい食事ですから、ここを意識できているかどうかで、ダイエットの効果が圧倒的に違ってきます。

 

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