ビジネスパーソンのランチ事情
「働く男女のお昼ご飯に関する調査2018」(2018年6月26日 株式会社タニタ)を読むと、おもしろいことがわかります。
ランチ選びの基準
ランチ選びの基準として、コスパ(安い&美味しくて満腹になる)で選ぶビジネスパーソンは8割を超え、コスパで選ぶ女性の約6割はカロパ(カロリー&パフォーマンス:低カロリー&美味しくて満腹になる)も基準になっています。
また、時代を反映してか、20代の3割が「インスタ映え」をランチメニュー選びの基準にするそうです。
出典:「働く男女のお昼ご飯に関する調査2018」(2018年6月26日 株式会社タニタ)
ランチで食べたいもの
やはり、肉系が人気のようで、1位は「ハンバーグ定食、2位が「生姜焼き定食」、そして3位が言わずと知れた「唐揚げ定食」
また、カロリー半減なら食べたい定食が、ダントツで「とんかつ定食」、ダブル炭水化物の「ラーメン定食」や「お好み焼き定食」もTOP10にランクインしています。
出典:「働く男女のお昼ご飯に関する調査2018」(2018年6月26日 株式会社タニタ)
ちなみに、夢みる理想のランチは 男女に差があり
男性の 1 位は「ガッツリでもヘルシー」
女性の 1 位は「おかずの種類が豊富」
だそうです。
いずれにしても、ランチ選びの基準の中で、栄養バランスで選ぶという回答も全体で58.4%となっているなど、ランチに対する健康意識の高まりがうかがえるようですが、実際には、「ランチでつい大盛りを注文」したというのが、ビジネスパーソンの 3 割、男性に限っては 4 割半が経験、また、ダイエット中の人の半数が「ランチはガッツリ食べたい」と回答するなど、思いと現実はかなり違うようです。
酵素ダイエットと外食
飲食店でのランチはサラダやお漬物をプラス
勤めをしている人は、昼も夜も外食という人が多いと思います。
栄養バランスを含め、ダイエットに向いた食事をとり辛いのが外食ですが、飲食店に入って食事を摂る場合、サラダをオーダーしたいものです。
サラダであれば大抵のお店にはメニューとしてありますから、いつもの食事に生野菜をプラスするのがポイントです。
また、発酵食は酵素をふんだんに含んでいますから、酢の物や納豆、キムチ、ぬか漬けなどをいただける食事だとありがたいです。
さらに、食後のデザートをいただくのであれば、フルーツを。
でも、ランチ代が高くついてしまうというかたは、みかんやバナナをカバンに忍ばせて、食後にいただくというのもありです。
こうして考えると、飲食店選びも大切ですが、「結わえる」のような健康志向のお店があればいいのですが、近くにそういったお店がない場合は、メニューを単品でチョイスできる定食屋さんとか、ランチバイキングをしてるレストランがいいでしょう。
特にランチバイキングをしているところだと、サラダバーなどがあるので、生野菜をたっぷりとることができます。
コンビニやお惣菜屋さんでのランチや夕食
コンビニやお惣菜屋さんでランチや夕食を調達する場合ですが、お弁当にする場合は、揚げ物をを必ず避けて下さい。
カロリーのことだけではなく、揚げて時間の経った油は酸化して、悪玉コレステロールを増やすなどの悪い影響があります。
野菜の多い幕の内弁当などがお薦めです。
また、コンビニなどで生野菜が入っているサンドイッチは、見た目イイように感じますが、トランス型脂肪酸の多いマーガリンやドレッシングをたっぷり使っていますので、お薦めできません。
白砂糖たっぷりの菓子パンなどは論外です。
お惣菜であれば、煮物、ごま和え、酢の物などといっしょに、時間の経っていない生野菜もプラスしたいところです。
生野菜は時間の経過とともに酵素が失われていくということを覚えておいて下さい。
手作りのお弁当ランチ
手作りのお弁当の場合は、酵素メニューを1~2品入れるといいでしょう。
また、お野菜をたべなきゃいけないと思って、生野菜を入れて持っていくのは×です。
生野菜を入れたサラダ類は痛みやすく、酵素も失われるため、酢漬けや、みそ漬けなどの発酵食メニューを加えるほうがベターです。
これをジッパー付きの袋などに入れ、酸化しないように、よく空気を抜いて持っていく。お昼どきに、ちょうどよいお漬物になっています。
酵素ダイエットにむいた外食のまとめ
魚から良質な油を摂ることができるお刺身定食はお薦め。ごはんとみそ汁のほか、酢の物や野菜の煮物、あるいは納豆などを組み合わせれば言うことナシ!
蕎麦は低GI値食品です。大根おろしたっぷりの「なめこ蕎麦」や、繊維たっぷりの「とろろ蕎麦」などがGOODな選択。うどんやパスタは控えて。
好んで食べに行かなくてもいいのですが、お付き合いで食べるとしたら、カクテキやキムチなどのサイドメニューをオーダー。
かつお、アジ、ひらめなどはカロリーも低くお薦め。酢飯が消化を助けます。お味噌汁や酢漬けのしょうが「ガリ」もいただきましょう。
新鮮な生野菜を挟んである野菜たっぷりサンド選ぶ。パンが選べるなら、ライ麦や全粒粉のパン。古い油を使った揚げ物を挟んだパンは避る。揚げ物食べるならお家でオリーブオイルを使って。
アルコールならファイトケミカルの代表格で、ポリフェノールが豊富な赤ワインを。低カロリーの焼酎もベターです。飲みすぎには注意して、水分を摂取し、大切な酵素を無駄遣いしないように。
新鮮な野菜や魚介類をライスペーパーで包んだ生春巻きは、酵素もたっぷりと摂れるベストなメニューです。
満腹感もしっかり、カロリー低めで、ダイエットにはピッタリです。
野菜系メニューと生食の代表格であるお刺身は外さない。漬物やキムチといった発酵食もお薦め。ご飯はお寿司やお蕎麦に。居酒屋定番の揚げ物類、焼き鳥はNG、枝豆も酵素を阻害するので避ける。
ビジネスパーソンのランチあるある
ダイエットと関係ありませんが、タニタの調査では、ランチの食事情とは別に、「ビジネスパーソンのランチあるある」アンケートで、面白い内容がありましたので、引用させてもらって、ちょっとご紹介。
同僚とのランチでやられると“ちょっと勘弁してよ~”と感じること
出典:「働く男女のお昼ご飯に関する調査2018」(2018年6月26日 株式会社タニタ)
ビジネスパーソンは職場の同僚と一緒にランチに行く機会も多いですが、心ない行動で楽しいはずのランチタイムが一転して残念な時間になってしまうということもあるのではないでしょうか。
全回答者(1,000名)に、同僚と一緒にランチをしていて、されると“勘弁してよ~”と思うことを聞いたところ、1位「ランチ中にずっとケータイをいじっている」(39.2%)、2位「店員さんに対する態度が悪い」(37.8%)、3位「行儀が悪い(肘をついて食べる、口に入れたまま話すなど)」(37.2%)、4位「何も聞かずにひとのものを食べる」(36.9%)、5位「香水の匂いがきつい」(34.4%)となりました。せっかく一緒にランチに来たのに、ずっとケータイをいじられてしまうと“勘弁してよ~”と不快な気持ちになってしまうビジネスパーソンが多いようです。
<引用:「働く男女のお昼ご飯に関する調査2018」(2018年6月26日 株式会社タニタ)>
30代女性の6割が「ランチデートで好印象ならディナーデートもOK」
出典:「働く男女のお昼ご飯に関する調査2018」(2018年6月26日 株式会社タニタ)
ランチがきっかけで恋愛に発展することはあるのでしょうか?
ランチと恋愛についても質問を行っています。
全回答者(1,000名)に、片思いの相手をランチに誘ったことがあるか聞いたところ、「ある」は13.5%、「ない」は86.5%です。
男女別にみると、片思いの相手をランチに誘ったことがある人の割合は、女性では6.4%と1割に満たなかったのに対し、男性では20.6%となりました。男性の5人に1人が、好きな人をランチに誘った経験があることがわかりました。
また、ランチがきっかけで恋愛関係になったことがあるか聞いたところ、「ある」は7.6%、「ない」は92.4%です。
片思いの相手をランチに誘った経験がある人(135名)についてみてみると、恋愛関係になったことが「ある」は36.3%。
片思いランチがきっかけとなって恋愛関係に発展した確率は3割を超える結果となっています。
野球に例えると、3割バッターですから、とても優秀ですね。
それにプラスして、ランチデートが好印象だとディナーデートもOKしてしまうと思うか聞いたところ、女性では「そう思う」が54.8%、「そう思わない」が45.2%と、肯定派のほうが多くなっています。
ランチデートでいい雰囲気になったらディナーデートもOKしてしまうという人は女性に多いようですね。
<引用:「働く男女のお昼ご飯に関する調査2018」(2018年6月26日 株式会社タニタ)>