ご飯はダイエットの強い味方
ダイエットというと、その昔「低糖質ダイエット」、「低炭水化物抜きダイエット」、「低インスリンダイエット」などが流行り、その影響か、最近の日本人の食生活でダイエットと言えば、肉、魚はがっつりと食べていいけれど、炭水化物となる白米はほんの少量に抑えておくといった食べ方が常識のようにもなっています。
そういったことから、ダイエットでは「白米」が悪者の代表的な食べ物のひとつで、食べることを極端に嫌う人もいます。
でも、人がカラダを維持していく上で、糖質を一切摂らないなんていうことはできません。
がっつりと減量をする時でさえ、多少の糖質は摂らないといけないのですから。
でも、そんな時、糖質を摂るためにご飯を避けて、何を食べるのでしょうか?
ラーメン?うどん?パン?
それは、ありえない話だと思います。
パンや麺類は血糖値がすぐに上昇し、腹もちも悪く、インスリンもたくさん分泌されます。
一番カロリーが低そうな食パン1枚でもGI値/91、100g/264kcalもあり、かたや糖質の塊である白米がGI値/81、100g/168kcalなので、絶対パンよりマシなのです。
それに、白米がいいのは、「塩分0(ゼロ)」だからです。
そういう意味で、食べ方によって、ご飯はダイエットの強い味方になります。
太らない白米の食べ方
食べる順序を守る
まず、はじめにご飯に手出さない。
- 副菜:野菜(食物繊維)
- 主菜:大豆、お肉(タンパク質)
- 主食:白米(糖質)
この順番はとても大切です。
これを守らないと、やっぱり「白米」って太るんだという結果になってしまいかねません。
すきっ腹で、最初に白米を食べてしまったら一気に血糖値が上昇します。
なので、野菜類を一番最初に口にして、その次にメインのおかずを食べ、そして白米を食べる。
この食べる順番を守ることで、血糖の上昇が緩やかになるため、太りにくい食べ方と言えます。
食べ過ぎない食べ過ぎない
ご飯を茶碗に軽く一杯をよく噛んでいただく。腹8分目が大切です。
よく噛んで食べることにより、少量でも満腹感を得ることが可能になりますので、結果、食べすぎを防ぐことにつながります。
栄養バランスを考えたおかずと一緒に食べる
食べて痩せるという言葉もありますが、健康で綺麗に痩せるためには、バランス良く栄養を摂取することが大切なダイエット要素になります。
実はこれがしっかりとしていれば、ある程度糖質を摂取しても太りにくいといわれるくらいです。
白米を主食に野菜等の食物繊維を2品、タンパク質を多く含む肉、魚、卵、大豆製品などの主菜を一品、そして汁物を一品。
定食のような一汁二、三菜の食事をベースにできれば、栄養素の偏りもなく、太りにくい食事ができます。