ダイエット効果をあげる入浴方法

お風呂ダイエットは効果ある?

入浴には心身に深くリラックスさせる作用があり、特に季節を問わず冷え性の女性には、代謝を上げるための冷えやストレスの緩和、あるいは自律神経のバランスを整えることにも効果的です。

毎日続けることで、冷え性の改善、基礎代謝の向上につながり、ダイエットをサポートしてくれます。

「お風呂ダイエット」というダイエット方法があるようですが、方法のひとつに、42℃くらいの熱めのお湯で「高温反復浴」といって、お湯に3分、休憩5分という反復を繰り返す入浴方法のようです。

それなりにダイエットに効果があるという理屈があるのでしょうが、家庭のお風呂でするには難しい方法ですし、体の芯から温まることを大切に考えれば、痩せる、痩せないにかかわらず、私はお薦めしません。

たぶん、皆さんもおわかりとは思いますが、家庭のお風呂は湯量が少ないために、すぐ温度が下がってしまい、一定の温度を保つためには、お湯をつぎ足したり、自動保温の設定や、幾度も追い炊きをしたりする必要がありますから、普通のご家庭でするには、光熱費も気になります。

また、独身のひとり暮らしであれば、バスタイムもゆっくりできる時間が取れるでしょうが、お子さんがいるママは、そんな優雅なバスタイムなど、なかなかできるものではありませんし、毎日42℃のお湯で「高温反復浴」をやっていたら、家族から非難を浴びます。

なので、どなたにもできて、ダイエットにプラスになる入浴方法をお伝えします。

普通にできて、効果的な入浴方法

体を芯から温めるお湯の温度

体の冷えは、基礎代謝の低下に繋がり、ダイエットにとって「慢性的な冷え」は大敵ですから、一番効果の高い温度のお湯に入りましょう。

お湯の温度は、39℃~40℃くらいで。

熱いお湯に数分入っても、体の芯までは温まりません。熱いお湯への入浴は、内臓や心臓に負担がかかるばかりでなく、表面だけが赤くなって、温まったように見えますが、長くつかっておくことができないため、すぐに湯冷めしてしまいます。

ある実験で、20代、30代、40代の女性3人に、それぞれ38度、39℃、40℃のお風呂に20分間入ってもらった結果、40℃の半身浴では、38℃・39℃の場合より、3倍以上の血流量が増えたということです。

熱くもなく、ぬるくもなく、長くつかっていられる温度、40℃くらいが適温かもしれませんね。

 

出典:minnano

 

また、39℃では25分、40℃では50分経っても湯冷めしなかったという結果になっており、40℃のお湯につかることで、湯冷めする前に温かい身体のままお布団に入ることができるため、寝つきもよくなって「睡眠の質も高められる」と考えられます。

 

出典:minnano

 

入浴前の温かい飲み物

温かい飲み物や食べ物を食べると、汗がでてきたりするという経験をお持ちのかたもいらっしゃるはずです。

入浴前にあらかじめ温かい飲み物を飲み、内臓を温めておくことで、入浴してから体が温まる時間が早くなり、発汗作用も高まります。

できれば白湯が望ましいのですが、苦手な場合はお茶でもOK。コップ一杯は飲んでから入浴して下さい。

ただ、どうしても温かい飲み物が苦手なかたはしかたありません。常温のお水を一杯飲んで下さい。

いずれにしても、入浴前の水分補給は必要です。

お湯へのつかりかたと首の冷え防止

肩が全て浸かるくらいまでの湯量は、心臓を圧迫しすぎてしまうかもしれませんし、体が芯まで温まる前にのぼせてしまい、お湯からあがらなければいけないこになるかもしれません。

お湯に浸かるのは、肩先の出るくらいがベスト。

ただし、首回りの冷えを防ぐために、タオルをかけるなどして、適度にお湯をかけてやることが必要です。

湯船に浸かる前の、掛け湯を忘れずに

特に冬場には言えることですが、冷えきった体のまま湯舟に入るのは危険です。必ず心臓から離れた部位から掛け湯を始めて、体を湯温に慣れさせてから入浴して下さい。

足先から膝、太ももへ、手先から腕、お腹へと、心臓に遠い部分から順にお湯をかけて下さい。

入浴中のマッサージ

体が温まってきたなと感じたら、足の指先、足裏(特に土踏まずの上あたりのくぼみは必ず)から徐々に揉みほぐします。もちろん、指先や手のひら、あるいは頭部のマッサージも心身のリラックスに効果があります。
自分が気持ちいいと思う部位を中心にマッサージしてあげて下さい。

血流が良くなって、入浴後もぽかぽかも長く続きます。
ただし、マッサージに夢中になってしまい、長湯にならないよう気をつけて下さい。

 

 

入浴時と入浴後には水分補給を!

入浴時はおよそ300~500mlの汗をかくと言われ、血中の水分量が低下すると、血液もドロドロの状態になりますし、そんな状態で血圧が上昇すれば、体にいいことはありません。

入浴時と入浴後には白湯、あるいはお気に入りの水をコップ一杯分は飲むようにして下さい。

湯上り後の体の冷えを防ぐ

入浴後は、せっかく温まった体を冷やさないためにも、タオルをただ巻いただけで過ごしたりしないことです。

体の水気をしっかりとふき取り、ふき取って濡れたタオルをそのまま巻くようなことはせずに、必ず部屋着やパジャマに着替えて下さい。

濡れたタオルを巻いたままだと、そのタオルからあっというまに体温が奪われ、せっかく温まった体も一気に冷えていきます。

お薦めは、袖まであるタオル地のバスローブです。

タオル地は、吸水性や保温性にとても優れていて、温まった体から汗がひかない間は、バスローブを着用すると、汗も吸ってくれながら、温まった体も守ってくれます。

汗がひき、体の温まりが残っているタイミングで、部屋ぎやパジャマに着替えれば理想的です。

バスローブを使うと「セレブ」みたいと、いまだに思う人もいらっしゃるようですが、セレブでもなんでもありません。

使ってみると、これがとっても便利ですよ。

 

 

スーパー銭湯はお勧めです

最初に、お風呂のお湯はすぐ冷めてしまうとお伝えしましたが、それは当然のことなのです。

もともと湯量が少ないですし、40℃のお湯に36度くらいの冷たい物体(体)が入ってしまうので、当然のことながらお湯はどんどん冷めてしまいます。

温泉のお湯が冷めないのは、湯量も多く、絶えず一定温度のお湯が流れ込んでいるために、36℃の物体が入っても冷めることなく、逆にその物体を同じ温度に温めてしまいます。

温泉につかると、体が芯まで温まるというのは、そういうところに理由があります。

ご自宅の近くにスーパー銭湯があれば、週に一回くらいでも、定期的にぜひ通ってみて下さい。最近のスーパー銭湯は、源泉掛け流しなどの本物の温泉もありますから、なかなか、あなどれません。

 

出典:リヴァージュ スパひきがわ 渚の湯

目の前に太平洋の大海原が広がる源泉かけ流し100%で加水なし。
pH10.1以上の強アルカリ泉の圧倒的な湯ヂカラで吸い付くようなお湯が体感でき、きっと病みつきになります!

あなたの街のスーパー銭湯が見つかる!
「スーパー銭湯全国検索」
どうぞ探してみて下さい。

入浴剤を使ってリゾート温泉気分

お風呂に入って、20分程度も湯舟につかるなら、いいお湯につかってみたいものです。

そこで、おススメなのが沖縄は宮古島の雪塩と海藻エキス配合のバスソルト「シーボディです。

アロマコレクションアソート

ミネラルバスパウダーは、ミネラルたっぷりの発汗・保湿・リラックス効果を期待できるダイエット入浴剤です。

ミネラル世界一とギネスで認定されている沖縄宮古島で採れる「雪塩」や海藻エキスの効果で、入浴後は、潤いたっぷり、角質除去されてお肌はツルスベ、ギネス級の発汗作用でしっかりデトックスができて、すっきりひきしまったボディラインとツルツルすべすべのお肌を期待できます。

湯上りに持続する温もりや肌の保湿も抜群です。

きっと「お風呂に入ろう!」が「温泉に入ろう!」に変わることと間違いなしです。

ミネラルバスパウダーは、6包セットのお試しトライアルもあるので、ぜひ気軽に試してみたいものです。

日本で一番アルカリ性の高い美人の湯

日本で一番アルカリ性の高い日帰り温泉をご紹介します。

白馬八方温泉 おびなたの湯(長野県)

 

泉質:強アルカリ性単純温泉(pH11.2)源泉100%かけ流し
特徴:加温・加水・消毒なしの源泉100%かけ流しの温泉は日本でもここだけで、泉温49.7℃で湯量も豊富なために実現できているということです。とても貴重なお湯と言えます。
また、現在、確認されている温泉の中で、水素イオンが溶存している日本で唯一の温泉ということです。
クレンジング効果が非常に強く、入浴後の保湿は抜群です。

長野県近くの方、あるいは長野県やお近くへ旅行される場合は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

入浴料  大人600円、小人300円
営業時間 <夏期>9時~18時(受付終了 17時30分)
<冬期>10時~17時(受付終了 16時)
休館日 年末年始(12月中旬~1月中旬)
4月上旬
浴槽 露天風呂、壺湯 男女各1
備品 無料:ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー
売品:オリジナルタオル200円、レンタルタオルセット(大・小)300円
※冬期間洗い場の使用不可。
駐車場 約20台
TEL 0261-72-3745
住所 長野県北安曇郡白馬村大字北城八方9346−1

 

おすすめの記事